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2014年9月17日 (水)

ProToosセッションを人に渡す時の方法

ProToolsで録音したデータをそのまま人に渡すときに注意すべき点や、最善の方法などをTipsとして書いておこうかと。

以外とそのまま渡すと問題になる点などが多々あるのでワタクシの場合は以下の方法をとっています。この方法で作ったコピーであればメディアにしようが、ファイルストレージに上げようが、一番問題が起きにくいという方法です。

ちなみに1のデータ削除は不用意にやると大事なデータを消す恐れがありますので、よほど大規模なセッションでない限り、自信がない人は飛ばしてもかまいません。


1.不要なデータの削除

まず、使用しない不要なファイルを消します。

右側のファイルリストを表示して、上の"クリップ"と書いてある部分の右端にある▽をクリックして出てきたメニューから、選択→未使用を選びます。

もしくは、ファイルリストを表示した状態でコマンド+シフト+Uでショートカットです。

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これで現在のセッション上で使用されてないファイルが選択されます.

ファイルが選択されたままの状態で(リストの中をクリックしないように注意)同じメニューから"クリア"を選びます(右上▽を再度押して表示、もしくはショートカット、コマンド+シフト+Bです)

02_2

すると以下のポップアップ画面が表示されます。

03

これで"削除”を押した場合と”消去”を押した場合の処理が天と地の差があります!!これには注意。

現在開いてるセッションファイルから一時的にファイルを消したいが、ハードディスクから完全消去しない場合は、必ず”削除”を選択してください。

今回の場合、第三者にセッションを渡したい訳ですが、第三者に渡す必要がないファイルの削除を行っている訳なので、第三者に渡す必要なくても自分では持っておきたいファイルは不用意に消さないにこしたことはないので、あくまで基本は、削除で良いと思います。後々ハードディスクの用量が足りなくなって、もう今再生されているもの以外このセッションからいらないファイルを完全消去したい場合などに限って"消去"を選択してください。

2.セッションのコピーを保存

そのままセッションフォルダーをコピーでも良いのですが、何かの拍子にセッション内のAudio Filesフォルダー以外の場所に録音されてしまったり、設定によっては、コピーしてきたファイルがAudio Filesフォルダーへコピーされる設定になっていないなどの場合があり、使用されてるファイルがすべて一カ所にない場合があります。これを防ぐために一度セッションを丸ごと別に保存するための処置です。

ファイルメニューから"コピーを保存"を選びます。

1

以下のポップアップが表示されます。

2

一番上"セッションのフォーマット"ですが、渡す相手がバージョンいくつを使っているかで異なってきます。自分と同じ、もしくは自分より上のバージョンを使っている人に渡す場合は"最新"で問題ないですが、自分より低いバージョンの人に渡す場合は必ず適合するバージョンを選んでください。

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現在使用しているセッションのレートに合わせてサンプルレート/ビットレートを選択してください。あえて低く設定したい場合や(相手が16/44.1で欲しいなどといってきた場合等)変換する必要性がある場合は変えても良いですが、基本は同じ環境のまま渡したいと思いますので。

もし自分が設定したレート等がわからない場合は、コマンド+テンキー2か上メニュー設定からセッション、でサンプルレートやビットでプスが以下のように確認できます。

20140917_130036

"コピーするアイテム"の項目でオーディオファイルにチェックを入れてください。これを入れないとオーディオファイルがコピーされません。

その他のチェック項目は、今回の方法でコピーを作る場合には必要ないと思いますので入れないでOKです。

以上、設定をすませたらOKを押します。

再度ポップアップが表示され、どこにセッションのコピーを保存するか聴かれますので、わかりやすい位置を選び、必要ならセッションの名前をここでかえることもできます(何もしなければ、コピーしたい"セッション名+のコピー"となります)

保存を押すと指定した場所へ、オーディオファイルも含めコピーが保存されます。

ここで、バラバラの場所に保存されてたオーディオファイル等もすべてコピー先に集められます。

以上でできたコピーされたセッションファイルを第三者に渡すようにすれば行方不明のファイル等ができることもなくなります。

行方不明が多発する人は定期的に上記の作業を行っても良いかもしれませんが、設定を見直すのも大事。

20140917_125048

環境設定のプロセッシングでインポートしたファイルを自動コピーにチェックを入れておいた方が無難かと思います。

上メニュー"設定"内の"ディスク割り当て"を開いて、ルートメディアの位置がおかしな位置になっていないか確認する...などなど。

この辺をきっちりやれば、ProToolsのセッションのやり取りは相当便利なので、頻繁にやり取りする方は面倒がらずに覚えておくと良いはず。

また、1番の、ファイルの削除が怖い人は全ファイルを選択した状態で、シフト+オプション+3ですべてのオーディオファイルを1本にまとめてしまうとさらに事故が少なくなります。この辺は気が向いたらまた書きます。

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