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2015年6月 5日 (金)

MIDI THE BEATLES #4"Dear Prudence"

MIDI THE BEATLES4曲目です。

正直打ち込みよりもミックスの方が難しいです。今回は候補曲がDear Prudence以外に2曲ほどあったのですが、いずれもミックスが思うようにいかなくてあきらめました(初期からRubber Soul辺りまでは歌がないと片方のチャンネルがすかすかなんでバランスをとりづらい )が、いかんせんジョンの曲ばかり続いてるんで次はジョージかポールのにしたいと思います。

で、この曲について少々解説。
レコーディングの最後にダビングしたとされるポールのフリューゲルホーン、これは中間部”Look around~"のところに入ってますね。フォワ〜と二回Dの音で。

メロを弾いてるジョージのギターが2本ですが、それ以外のもう一本、上記"Look around~"の部分でD、A、Dと弾いてるやつがその後メロの後ろで低音部をゴネゴネやってます。さらに最後の盛り上がり部分もドラムがなくなるまでずっといます。ジョージは計3本です。

メインのアルペジオは諸説ありますが、低音減の中域の具合から察するにJ160Eをアンプに通したものと思われます。後半ストロークになる部分は後からダビングでしょうか?ストロークのパートの直前センターでコード(C、G、D)をポロ〜ンとやってから右へパンされてるように聞こえます(これが間違いだとこのセンターのギター分、ギターの本数が増えてしまう)これは、2番に入る直前にも聞こえます(同じくポロ〜ンという弾き方)

同じストローク部分、ポールのドラムのフィルのごちゃごちゃしたところ。ここのドラムも後から録り直したのでは?と推測。ここへ入る直前、左(メインのドラムは右にいます)からチチタンぐらいですが、一瞬謎のドラムが聞こえてます。これははじめに録っていた(これをガイドにフィルパートを録った?)もではないかな?と。

同じ部分のベースも、突然謎のアタック音がコツコツいい出します。はじめはカウベルをダビングしたのか?と思ったくらいのアタック音。これはなぜ入ったのかわかりません。が、総じて最後のドラムのフィル乱れウチパートから何か趣向をこらしたのは間違いないと思われます。



といった具合に、普通に聴いてるだけでは聞き漏らしてしまう謎の音満載の曲でしたが、もう一つ。
この曲はダビング時のヘッドフォンの音漏れのかぶりの音と、ADTで振り分けた左右のダブリングと、その両方を混ぜこぜにしたような?はたまた意図的なのか不明ですが位相のあってないような不明瞭な音(上記のジョンのストロークギターがセンターでなってるときや、一番最後のコード伴奏に入ってからのピアノ)がありまして、この辺の区別と再現が、よりミックスを困難にしました。

が、何よりコーラスが印象的かつ重要な曲なので、それがないとずいぶん印象が違うもんで、そこが一番難しいとこでした。

このヘッドフォン(初期はモニタースピーカー)のかぶりと、楽器録り用のマイクへの他の楽器のかぶりは、今後もミックスの課題になるかと。
これの有る無しでステレオ版のミックスの印象は大きく変わるのです…



ということでまた次回。ただいまお仕事レコーディングもちょこちょこ始まってますんで、この企画のペースは落ちますが。

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